후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 187,757자 · 375화면
一方に、旺なる貝が鳴れば、一方も攻め鉦を乱打して、各※(二の字点、1-2-22)、武者声を扶け、
「うしろは見せじ」
と、武門の名にかけて、烈しく鎬をけずり合った。
――が、一歩おそく駈け出した若者ばらは、すでに渦巻いている遠方此方の戦闘を捨てて、云い合わせたように、敵のむらがりを目がけてその中核へ突き進んでいた。
この一群の獅子児は。
福島市松、加藤虎之助、奥村半平、大谷平馬、加藤孫六、石川兵助、石田佐吉、一柳四郎右衛門、平野権平、脇坂甚内、糟屋助右衛門、片桐助作、桜井佐吉、伊木半七などであり、ほかにも秀吉馬廻りの面々があった。
獅子児は、強敵を選ぶ。
彼らの無言に求めていたものは、少なくも敵将の首だった。敵から槍をつけられても、一瞥、
「この木っ葉」
と見るあいては、蹴倒し、叩きつけて、駈け廻った。
「よい敵と見た。見参」
真っ先に、その大物を捉えて、こう挑みかかっていたのは、年少十八、紅顔の武者、石川兵助であった。
兵助は、年まだ十八に過ぎなかったが、秋田助右衛門と共に、旗奉行を任ぜられていたほどで、こんなとき、断じて、人後に落ちる若者ではない。