일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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にほんイデオロギーろん

日本イデオロギー論

戸坂 潤

戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면

아오조라 문고

事実、誤謬を指摘し、誤謬である所以を論証しても、その誤謬が何故生じなければならなかったかの「説明」をつけ加えない限り、説明力も納得力もないのであって、同情の無い批判は、決して痛い批判ではあり得ない。この意味に於て最も具体的な批判こそ、初めて最も実際的な効果があるわけで、こうして初めて批判されるべきものが、事実上批判し去られることになるのである。批判の課題はいつでも、誤謬に満ち充ちたものが、なぜ広く通用しているか、という形で出て来る。この矛盾を実地に解消するには、ただの「説明」でもただの「批判」でも役に立たない。説明を批判にまで展開し、それから批判を説明にまで跡づけなければ、批判にも説明にもならない。

この社会科学的(歴史的―社会的―論理的)批判の工作に際しては、多分の人間知乃至心理学が必要であることは見落してはならぬ点である。元来批判には客観の現実に由来するユーモアやアイロニーがどうしても必要になって来る。これ等のものは云わば弁証法の文学的把握だからだ。マルクスの特有な表現技術は、批判の方法の上から云っても大きい意味を有っている。それに、内部的には批判に耐えないような論理的にナンセンスなものが、外部的に云えば批判の大きな対象だというのが、事実上の皮肉な多くの現象だろう。