일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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にほんイデオロギーろん

日本イデオロギー論

戸坂 潤

戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면

아오조라 문고

が少くとも可能性上可能であり、而もこの方が、可能的な立場の内で従って又可能的方法の内で、最も完全な苦情のないものではないか、少くともそう考えることは可能性上不可能ではないではないか、――もしこういう可能性を主張する哲学の代表的なものを、今日のわが国のブルジョア哲学界に求めるならば、東北帝大の高橋里美教授の哲学がそこに待っている。

世間では高橋教授の哲学は殆んど流行していない、そして高橋教授の名は必ずしも喧伝されてはいない。高橋教授は西田博士や田辺博士やに較べれば印刷にした原稿の紙数は比較にならない程少ない(尤も他の哲学の教授に較べたら必ずしも少なくはない、殆んど何のアルバイトも示さない哲学者さえわが国では一人前に生活している)。併し教授は確かに西田・田辺の両氏に並べられていい哲学者であることを注目しなければならぬと思う。――教授が最も卓越した点は、その分析の執拗さと可なりの鋭さ、現象学者に見られるようなザッヘへの忠実さ、妥協に対する潔癖と徹底癖、等々で、事物をゴマ化さないという点で、形式的には相当信頼すべき科学性を示している。そういう根拠から云っても吾々は教授の哲学を批評する気になるのである。