후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんイデオロギーろん
日本イデオロギー論
戸坂 潤
戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면
この書物の名が示す通り、最も重大視されそして最も頼みにされているものは「全体」という概念である。氏に於ては之は一つの原理にまで高められる(「全体性の原理」)(七頁)。一体ある概念が或る哲学に於て原理の位置にまで高められる場合は、その原理が論理の性質を有つ時であって、西田哲学の無は「無の論理」にまで展開するのであったが、ここでは全体が、「全体―部分」の論理を展開するものと見ていい。即ち事物は可能―実現とか、矛盾―総合とか、無―有とか色々な論理・思考のメカニズムを使って哲学的に処理されて来たが、そうしたものに代わる思考のメカニズムとして、全体対部分という根本的な連関が氏によって選ばれるのである。氏によれば之こそが初めて「具体的全体的方法」(一一頁)だというのである。
なる程誰も事物を考えるのに、わざわざ部分的に考える者はいないだろう、考えるからには「全体の立場」に立っていると思わないものは恐らく一人もないだろう。それは丁度誰だって抽象的に考えたり不純に考えたりしていると思っているものはないのと全く同じで、その限り、具体の立場や純粋の立場と云った処でそれだけでは何物をも意味しないが、夫と同じにただ「全体の立場」