일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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にほんイデオロギーろん

日本イデオロギー論

戸坂 潤

戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면

아오조라 문고

彼は事物を個人を中心にして考える。社会であろうと歴史であろうと自然であろうと、又そこに行なわれる一切の価値評価に就いてであろうと、個人という存在が判定の立脚点になる。公平で理解に富んだ自由主義者は、併し個人を決して自分のことに限りはしない、自分でも他人でもいい、個人でさえあって其他の超個人的な客観的事物でさえなかったら、いいのである。

だがこの命題も亦至極陳腐なものだ。問題は、個人を事物判定の立脚点とするということの、その内容自身が何かということに進まなければならぬ。そこで自由主義者は個人をその人格として把握するのを通則とする。人格と云っても自由主義者に云わせると倫理道徳風な概念であってはならないので、個人のロゴスからパトス迄を含み、イデオロギーからパトロギー、フィジオグノミーや「性格学」にまでも連なる「人間学」的な範疇としての人格が、今の場合問題となるのである。

こうした人間は併し自然や歴史や社会から説明されるのではなくて、逆に、自然や歴史や社会が、この人間から説明されねばならぬ。そうした方がより文学的に忠実でより哲学的に深刻だと、自由主義者達は考える。