후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんイデオロギーろん
日本イデオロギー論
戸坂 潤
戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면
独り国学のものに限らず広く儒教・仏教の古典の文献学的解釈に基いて、現代日本に於ける思想文物を批判し又は確立しようというのがその目的である。日本の資本主義の物質的機構は、こうした東洋的な古典の内容をなす歴史的範疇と全く絶縁されているにも拘らず、却ってその故に、この古典が日本資本主義の観念的機構にとって必要となって来る。普通の条件ならば日本資本主義の上に立つべき一定の精神機構は、とりも直さず西洋思想・外来思想・唯物思想として、駆除されることになるから、日本思想乃至東洋思想・精神文明等々――それは現代とは全く歴史的範疇の異った時期の所産である古典からしか惹き出せない――のための位置が空くわけなのである。日本精神主義・農本主義・大亜細亜主義のイデオローグ達のフラーゼオロギーは、皆この文献学主義の拙劣な運用に他ならない。憲法の解釈も今後この手口で行くことになるだろう。――この類型にぞくするもので、これ程露骨で拙劣でない文献学主義は和辻哲郎博士や西晋一郎博士の倫理学だろう。後者は学究的な形に於ける全くの文献学主義者であるに反して、前者はそれが解釈学(ヘルメノエティク)にまで蒸溜され、そして更に夫が人間学にまで移行しているので、一寸見るとそこには文献学主義は気づかれずに済むかも知れない。