일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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にほんイデオロギーろん

日本イデオロギー論

戸坂 潤

戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면

아오조라 문고

進歩という観念は今日まだそこまでは漫画化されていないが、併し、社会的存在としては可なりのロクでなしでも、口には進歩を唱え又みずからを進歩的だと説明している者なら沢山いるだろう。そこで世間の心ある人達の或る者は、抑々進歩とは何であるかという反省をし始めなければならなくなるのである。一方恰も之と平行して日本の動きが最近どうも進歩的でなくなりその反対なものになって来たという感触(之は単に感触であってまだ本当の認識ではない)から、今日は丁度そうした進歩観念の検討期に這入ったように思われるのだ。

それに、合言葉というものは極めて際どいものだ。例えば挙国一致というと、敵も味方も挙国一致が合言葉になる。何っちが本当の挙国一致かと云って挙国一致較べを始める。そういうような仕組みでファシスト達は自分達こそ進歩的だと云い始める。日本の運命を遠く大陸に開拓することは進取の気象に適ったという意味では進歩的だろうし、資本制の美点を傷けるブルジョア達(地主も含める)や政党政治家を芟除することも一つの進歩前進だろう。この意味では確かにマルクス主義は進歩的ではなく、ない処でなく正に反動的なものでなくてはならぬ。