후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんイデオロギーろん
日本イデオロギー論
戸坂 潤
戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면
つまりテーセウスは初めから元の処へ帰る心算でアリアドネーから貰った糸巻きの糸を発展させたに他ならなかったのだ。之が非常時日本のラビリンスだと、この発展は往々にして復古主義にもなるわけであり、支那大陸への発展は肇国の初めに還ることだということにもなるわけだ。――処が之に反して、車輪自身は糸巻きと違って回転と共に本当に進んで行く。では進み去った後には何も残らないか。轍が残る、歴史が残る。之は復古的な「歴史」ではなくて、正に進歩的な発展的歴史だろう。だが進歩や発展には、そうした広義に於ける変化には、何か変化しないコンスタントなものがなくては論理的に困るだろうと云うかも知れない。車輪そのものがこのコンスタントだと考えればいいのである。実際、現実とはこの車輪のようなものではないのか。
進歩(乃至発展)に就いてのマルクス主義的譬喩を見れば(之にレーニンの螺旋説を参照してもいい)、マルクス達がいかに優れた文学的象徴の所有者であったかが判るが、無論この場合の譬喩はただの譬喩ではなくて、この概念の科学的規定を最も簡単に納得させるための譬喩である。ここからマルクス主義的な意味に於ける進歩や発展が、どのような意味に於て目的や理想をも設定し得るかということが、見当がつくだろう。