일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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にほんイデオロギーろん

日本イデオロギー論

戸坂 潤

戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면

아오조라 문고

世論が大衆の政治的見識の平均値(実は多数者の共通した限りの政治的見識)と見做される限りそうである。世論は一般に、多数決の原理によって理解されている。だが多数の原理も亦、多数者の権利を肯定する根拠となると同様に之を否定する根拠ともなる。多数原理を正直に受け取る限り、多数者の権利を之から惹き出すためには、理論的にはコンベンションに、行動としては単なる多数の存在という以上の行為・暴力に、訴えなければならぬ。或る時代のギリシアの議会に於ては、声の最も高くて大きい者が多数を意味した。で世論というこの近世ブルジョアジーのデモクラティックな観念を、こうした哲学的困難から救うためには、世論に於ける多数決の問題を「常識水準」に於ける平均値に準じて考え直されなければならぬだろう(常識をリードの常識に結びつけて分析し得たように、世論―― Opinion, Meinung ――をギリシアの例のドクサに結びつけることも出来る)。

だが実は常識水準そのものが、政治的な性質のものだということを注意しなければならぬ。吾々は既に之を単なる知識(やがて学術・文化)から区別された意味に於て見識と呼んで来たが、社会人の見識とは、単に個人の知的意志の統一を意味するばかりではなく、その各個人が社会に於て(物質的生産を媒介として)相互の関係に這入る