후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
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賛成、賛成、――という叫び声が会場の隅々から起った。
そこへ、頭を坊主刈りにした、丸顔の、端正なかんじのする四十前後の紳士と、同じ年恰好ではあるが丈の高い、でっぷりとふとった、一見して運動家というタイプの男が入ってきた。東山はすぐ二人を会衆に紹介した。坊主刈にした紳士は東洋経済新報の理事をしている岩橋勘山で、もう一人は天野学長の秘書である加藤清だった。
「ちょうどよかった、諸君一切の事情は岩橋君がもっともよく御存じだろうと思うから詳細に聴いて下さい」。
東山が、そういって二人を演壇の前へ押し出そうとすると、岩橋は屈託のない微笑をうかべながら、
「いや、坐った方がいい、その方が話もとおるし、何も演説をするために来たんじゃないからね」。
澄んだ声で、こちんとした態度が、ざわざわとうごきだしたこの場の雰囲気に何となくそぐわないかんじだったが、彼はそんなことには無頓着で、まん中の空席へ腰をおろした。
「実に不愉快な報告をしなければならなくなったことを残念に思うんですが」。
彼は終始飾り気のない柔らかな調子ではなしだした。「僕も出来るかぎり円満に解決しようとして努力したつもりですが、今となってはもう万事休すというところですな」