후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
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「知ってるかい、――三木だよ、三木武吉だよ」。
と低い声でささやいた。西方は見るからに偉丈夫というかんじの、狼のような顔をした三木の顔に視線を集注していた。彼は一見すると老人のようでもあるが、それでいて何となく若々しい。その三木が、ぼそぼそと何かいったと思うと畳の上へ両手をついた。西方現助はどきっとして眼を瞠った。
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西方現助は演壇の右手にある花道の横に立っている学生の列のうしろに立って、前にいる男の肩越しに舞台の方を眺めていた。東山松次郎の開会の辞が終って、罷免された教授が次々と立つごとに聴衆の拍手は低い天井に鳴りひびいた。フロックコートを着た伊藤重治郎が、謹厳な態度で、商科の教授に似合わぬ美辞麗句をつらねた演説をはじめると、学生たちは言葉がとぎれるごとに拍手をおくった。伊藤の演説は一時間以上にわたったが、しかし内容は非常に実際的で、ケンブリッジやハアバートの校内設備、――特に図書館の充実について長い説明をはじめると聴衆の顔には次第に倦怠の色がうかんできた。彼等が聴こうとしているのは、そのような遠大な理想ではなく、現在彼等が当面している学長問題であった。