일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わせだだいがく

早稲田大学

尾崎 士郎

尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면

아오조라 문고

事実、民衆の眼には、もっとも急進的であるべき自由党が、いつの間にか藩閥政府に接近して、その与党のごとく映ってきたにもかかわらず、漸進主義の改進党が逆に藩閥政府打倒の標識を高くかかげ、純粋野党としての色彩を濃厚にしてきたことは皮肉な現象であった。

学校の内部には学生を偽装した刑事が忍び込むようになったのもその頃である。政府はこのときすでに民間の反政府的な政治結社に弾圧を加えるとともに、学生の政治的集会を禁止していた。それ故、命令をうけて忍びこんでいた刑事たちは、それが教室の中であろうと校外の草原の上であろうといささかも容赦しなかった。

誰も彼れも木綿の紋付に、よれよれの小倉袴という風体である。高田教授のシェクスピアの時間で――その日は「マクベス」の講義が終って、教授の姿が扉のそとへ去ると、一人の学生が矢庭に教壇の上へ立ちあがった。

「諸君、――国会開設は今や目睫の間に迫りつつある、いやしくも日本国民として生をうけているかぎり学生といえども、われ等はこの国家の大問題を等閑視するわけにはゆかぬ」。

ヒヤ、ヒヤ、という叫びが起った。

「然るに、政府は当然民間の情熱を代弁して立つべき自由党を買収して、藩閥政府の命脈を保たんがために卑劣な工作を暗黙のうちにつづけている」