후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
「――追々、事態の進捗に際し彼是れ喙を入れ、破壊を旨とするがごときは真に国家を憂うるものにあらず、御同様、男子の本分を現わすはこのときにあり、断じてこれを行えば鬼神もこれを避く、勇気満面に有之候」。
くりかえし読み終ってから大隈は下唇を噛みしめながら黙ってうなずいた。
午前十時きっかりにひらかれた御前会議は病気欠席の通告のあった井上を除く全員が出席して、各自思い思いの意見を述べているうちに、いつのまにか正午になった。小憩の後、会議はふたたびつづけられ、午後三時になると聖上陛下が出御された。
すると、黒田が立ちあがって大隈に向い、厳かな態度で、始終の顛末をくわしく述べられたいと言いわたした。大隈は荘重な態度で交渉の経過を述べ、現在の国際関係を順調にみちびくためにはこの改正案を実行にうつすよりほかに最善の方法はあるまい、という意見を強調した。すると、後藤(象二郎)が緊張した面持ちで立ちあがった。彼の意見はこの前の閣議の席で試みた反対論と内容は同じであったが、その日は特にフランス帰りの法学者、光明寺三郎に草稿をつくらせ、それをテーブルの上でくりひろげながら、「八月二日の閣議で決定した外人法官のことは帰化人の意味であることを貴君(大隈を指す)は、殊更諸外国に通告しないのは何がためであるか」