후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ぼうがくととうきょう
望岳都東京
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 望岳都東京(ぼうがくととうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 31,243자 · 61화면
黒檜山、地蔵岳、荒山、鈴ヶ岳、鍋割山を赤城五山と称している。其中尤も鋭い鈴ヶ岳は、荒山の左の肩に遮ぎられて東京からは望まれない。大沼は中央火口丘である地蔵岳の北麓に、小沼は其東南麓で長七郎山の北に在る。赤城の氷は大沼から切り出すもので、二十年も前の冬の大洞はなかなか賑かであった。小沼の水は南に流れて滝沢で十二、三丈の不動瀑を懸けている。国定忠次の隠れ場であった紫藤洞は此附近をさしていうたものだそうだ。黒檜山は梅鉢草、虫取菫、雪割草の産地で、中にも梅鉢草の咲き盛りには頂上の東の斜面は実に美しい。
赤城山の東には、根張りの大きい武尊山が幾んど全容を露している、信州の穂高山と同じ神が祭ってある所から察すると、何か其間に因縁があるらしい。其東に当って袈裟丸山の左の裾の上に、夫こそ雪の一握を載せたような白い尖頂は、正しく笠科山であることが後に判然した。赤羽台を五、六町西の方に行くと、秀麗なる笠状の峰頂が全部望まれる。
袈裟丸山から温泉岳に至る上野州国境山脈の山々は、僅に奥白根と庚申山とを除く外は、自分には尽く未知の山である。其上幾多の前山が錯峙しているので、五度や六度見た位で尾根の続き工合を識別するのはなかなか困難である。