일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぼうがくととうきょう

望岳都東京

木暮 理太郎

木暮 理太郎의 望岳都東京(ぼうがくととうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 31,243자 · 61화면

아오조라 문고

大井川の奥山

。この丘陵の上にドッカと腰を据えて、悠然と烟を吐いているのは浅間山である。

(大正九、三『中学生』)

大井川の奥山

秩父の奥山を一層大きく、一層高く、そして一層深くしたような、あの遠い大井川の奥山が、都に縁のある山の中でも、特に夫が深いと言い得るようになったのは、自分の知れる限ではつい近頃の事である。長い間幻であった雪の山は、其大山脈の王位をこっそりと占めていた悪沢岳であることが判った。然し夫と同じ山脈に肩を駢べている幾座の山が、同じように東京の空を覗いていようとは、夢にも想わなかったのである。恐らく彼の山達は、都会に幽閉されながらも鋭敏を誇っていた山岳宗徒の神経も、煤煙や騒音の為に全く鈍くなって仕舞ったのではあるまいかと、其迂闊さを笑うよりも寧ろ気の毒に思って居たかも知れない。この鈍くなった、よく言えば安心の為に仮睡をしていた神経も、忽ち引き絞られた弦のようにピンと張らなければならなかった、東京から荒川岳(塩見岳)が見えるという一言の為に。

それは天文台の小倉君が最初の発見者である。同君は冬休に天子山脈の西毛無山(大方山)に登られ、南アルプスの壮観に刺激されて、飽まで緊張した神経で、天文台の上から纔に開けた西方の木の間に白い雪の山を見付け出した。