후리가나로 읽는 일본 고전
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ぼうがくととうきょう
望岳都東京
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 望岳都東京(ぼうがくととうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 31,243자 · 61화면
四谷見附の土手からは三宝がよく見えました。併し此の頃は高い建物が出来たので、恐らく見えぬだろうと思いますが、見附内に在る消防署の高い櫓は、眺望さこそと察せられます。新宿の三越からも三宝山を望むことが出来ます。戸山ヶ原の土手の上からは三宝、甲武信、木賊の三山が不完全ながら同時に望めるのは珍とす可きで、三山同時に見える所は、今のところ戸山ヶ原位のものであります。帝大の時計台の上は展望の広いことは、新築の議事堂にも優るものがあろうと思います。たった一度「山を見る会」を渡辺漸君の発起で催しまして、当局の許可を得て寒い日にあの上に登ったことがありました。悪沢が最もよく見えます。本郷の元町台からも見えるのですが、この時計台上からは非常によく見えます。極く古い事ですが、私が帝大の法文科の教室――正門を入って右にありました――の二階へ上りました時、其頃は桜も植えたばかりで小さなものでしたが――其後大きくなって震災前頃は展望の邪魔になりました――窓際へ寄って外を見ると、晴れた日には何時でも真白な雪の山が桜の花越しに見えました。何山だろうと思って居りましたが、それが今考えて見ると悪沢だったのであります。