후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶしをえびすということのこう
武士を夷ということの考
喜田 貞吉
喜田 貞吉의 武士を夷ということの考(ぶしをえびすということのこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,305자 · 34화면
ものとして、聖武天皇の御信頼を得し勇士なりき。古え佐伯部の兵士の禁闕を護るや、彼らは久米部の兵士とともに左右の宮門を分担するの制なりき。久米部はもとこれを西国人に資る。されば、かりに佐伯部をもって東人に当てんには、久米部は西人もしくは筑紫人とも称すべきものなりき。しかして久米部・佐伯部左右に相対し、誠忠と武勇とをもって称せられたりしなり。しかるに奈良朝のころに至りては、この筑紫人もいつしか懦弱に流れ、もはや兵士として用をなさず、九州海岸の防衛すら、遠く東人を派してこれに当らしむるほどとなれり。しかもその往還すこぶる煩多きがゆえに、一時これを廃して筑紫人を用いしが、辺防たちまちにして荒廃せり。天平神護二年の大宰府の「上言」に、
賊を防ぎ辺を戍るはもと東国の軍を資る、衆を持し威を宣するはただ筑紫の兵にあらず。
とあるは、その状を示して余りありというべきものなり。奈良朝においてすでにしかり、平安朝以後において、勇悍にして武を練磨し、その主すなわち「頼うだ」人のためには命を鴻毛の軽きに比し、忠実に奮闘してひたすらその名を惜しむというがごときいわゆる武士道は、ひとりこの東人の間においてのみ望むべかりしなり。