후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶしをえびすということのこう
武士を夷ということの考
喜田 貞吉
喜田 貞吉의 武士を夷ということの考(ぶしをえびすということのこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,305자 · 34화면
偽系図の認めらるることの速かなる、驚くべきなり。
御館藤原氏すでに俘囚たり。その族人また実に同族ならざるべからず。『吾妻鏡』文治二年八月十六日条に、西行のことを叙して、「陸奥守秀郷入道は上人の一族なり」とあり。西行は俗名佐藤則清にして、みずから秀郷朝臣以来九代嫡家相承と称する弓馬の家なりしなり。奥州より出でて源義経に従いし佐藤継信・忠信また秀衡の一族なり。同書文治二年九月二十二日条に、「佐藤忠信者鎮守府将軍秀衡近親者也」とあり。しかもこれらは皆立派なる武士として世に認められたりしなり。これ一例なり、もって他を類推すべからずや。
御館藤原氏が俘囚として、もしくは夷狄として認められたりしことは、平安朝末の記録のひとしく記するところ。源頼朝、征夷大将軍に任ぜられて、これを討伐す。名実相副うものなりといわざるべからず。しかして鎌倉の記録たる『吾妻鏡』、また実に陸奥・出羽の両国が夷の地たることを認むるなり。しかるにもかかわらず、本書を始めとして、鎌倉時代の記録文書、一もこの敗軍の将たる泰衡らのことを記するに、夷をもって貶称するものあることなし。これ後世の人々が、一般に彼らの俘囚たることを信ずるを難んずるゆえんなれども、つらつら思うに、ひとり則清と継信と忠信とのみならず、堂々たる武士の中にも、これと出自を同じうする