후리가나로 읽는 일본 고전
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ほうねんぎょうでん
法然行伝
中里 介山
中里 介山의 法然行伝(ほうねんぎょうでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 66,110자 · 131화면
あの上人の義を謗るは大きなる咎である」
といって自分の拵えた決疑抄三巻を焼いて了った。そういう因縁があって法然歿後の法要の導師を勤め前非を懺悔し、念仏の行怠りなく、建保四年閏六月二十日に七十二の年で禅林寺のほとりに往生を遂げられた。
栂尾の明恵上人(高弁)は摧邪輪三巻を記して撰択集を論破しようとした。法然の門徒がこぞって難を加えたによって重ねて荘厳記という一巻を作って、それに答えたけれども却って、名誉を落されたということである。入道民部卿長房卿は明恵上人に帰依の人であったから、その摧邪輪を信じて高野の明遍僧都に見せようとした時、僧都が、
「何の文ですか」
と尋ねたのに、
「撰択論を論破した文です」
と云われたから、明遍、
「わしは念仏者でございます。念仏を難破した文章をば手にも取るわけには行きませぬ、眼にも見る気は致しません」
といって返されたが、後にはこの民部卿入道も撰択に帰して、「何れの文が邪輪なるらん」といわれたということである。
その後仁和寺の昇蓮房が、かの摧邪輪をもって明遍僧都に見せた処、僧都が云うのに、
「凡そ立破の道はまず所破の義をよくよく心得てそれから破する習いであるのに、撰択集の趣をつゆつゆ心得ずして破せられたる故にその破が更に当らないのである」