후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
かせいのまじゅつし
火星の魔術師
蘭 郁二郎
蘭 郁二郎의 火星の魔術師(かせいのまじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,120자 · 302화면
そして顔を外向けるようにしてドアーを潜って行った。
三
――今度のボルネオ支所開設のために色々手配してくれたことは感謝するよ、しかし君がここに止まることになったからといって、そういう風に取られては困るんだがね、例えば長田君なんかも自分が加わっていないことだいぶ不満に思っていたようだったけれど、しかしここの研究所を空にしてしまって皆んな支所へ行ってしまうというのはどうだろう――
老所長は、窓から射込んで来る陽射しに、銀髪をきらきらと輝かせながら、そういう風に話していた。
――支所はあくまでも支所だ、一応精鋭をすぐって行くことは当然だけれど、しかしだからといって全部行ってしまっては困る、昭南島がいかに便利だとはいっても東京をそこに移すわけにはいかんようにね、東京は地理的には少し遠くはあっても、矢張りここで大東亜に号令すべきところだからね、同じことさ、ボルネオ支所にしたって実験的にはここよりも便利かも知れない、いや便利だからこそあそこを選んだんだが、しかし総括的な業績は、矢張り磁気学研究所としてここで号令し纏めなければならんと思うね、そのためには君とか長田君といったような人まで行ってしまうことはどうだろう、勿論出張は差支ない、事情の許すかぎりどんどん行って貰うつもりだ。