후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
かせいのまじゅつし
火星の魔術師
蘭 郁二郎
蘭 郁二郎의 火星の魔術師(かせいのまじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,120자 · 302화면
ぼくも最初に興味をもったのはこの事かな」
「今でもですか」
「冗談じゃないよ、そんなに何時まで、ただ星が赤いからって面白がっていられるもんか」
「じゃ、何んです」
「今のところ最大の興味は『火星の生物』のことだね、とにかく無数の星の中で地球に一番近い兄弟分というばかりか、何か生物がいるに違いない、と思われるのはこの火星だけだからね」
「近いといえば月は――?」
「そりゃ、近いという距離だけからいえば月の方がずっと近いよ、だが此奴はもう空気も水もない死んだ世界なんだから仕様がない、それよりか我々が例えばロケットか何かで地球を飛出したとすれば、まず火星に行くより仕方がないだろうね、そしてそいつがうまく行ったら火星は地球の別荘さ、地球の別荘に日章旗を立てたら痛快だろう」
「大きく出ましたね」
「ふふん、しかしそれとは逆に、地球人がまごまごしているうちに宇宙の天外から、この地球めがけて来襲するものがあるとすれば、それも先ず火星人以外にはないといっていい」
大村はそういって、一寸うしろを振りかえった。誰か跫音がしたように思えたのだ。果して振り向いて見ると、何時あらわれたのか中年の男が一人、見渡すかぎりの草の道を、大村たちと同じようにゆっくりと歩いていた。