일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

りょうきのはて

猟奇の果

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 猟奇の果(りょうきのはて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 134,971자 · 270화면

아오조라 문고

「分りましたか。赤松さん、我々のプログラムは予定通り、着々進行している訳です。第一は、宮崎常右衛門、第二は、明智小五郎、第三は、赤松警視総監とね。つまり今日はあなたの順番が来た訳なんですよ」

偽の明智小五郎が宣告を与えた。

妙な例え話だけれど、林檎の皮をむかずして、中味丈けを幾つかに切離すことが出来るか。それは出来るのだ。針と糸があれば易々と出来るのだ。だが、顔から形から寸分違わぬ人間が、思うがままに生れて来る、この白蝙蝠団の大魔術は、林檎の問題ではない。どんな針と糸を持って来たとて、そんな馬鹿馬鹿しいことが、出来っこはないのだ。

怪談か、でなければお伽噺だ。若しもこれらのものが、現実の出来事であったとすれば、その背後に、思考力を遙かに飛び越えた、何物かが存在しなければならない。だが、昔から偉大なる発見なり発明なりは、それが公表される瞬間まで、全世界の常識が不可能と考え、怪談お伽噺と嗤う底の事柄であったことをも一考して見なければなるまい。

それは兎も角、トランクの蓋が閉じ、カチンと錠前が卸された。現内閣の巨星、正四位勲三等警視総監赤松紋太郎氏は、今やトランク詰めの一個の生きた荷物となり終ったのである。