일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

りょうきのはて

猟奇の果

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 猟奇の果(りょうきのはて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 134,971자 · 270화면

아오조라 문고

その時明智がこんな詳しい話をした訳ではない。ただ大川が狂せる大発明家であることを簡単に説明したに過ぎぬ。彼はそれに続けてこんなことを云った。

「大川博士の完成したものは、悪魔の技術です。一刻もこの世の日の目を見せてはならない、地獄の秘密です。この施術室は直ちに破壊されるでしょう。博士は本当の牢獄につながれるでしょう。明日からは見ようとしても、見ることの出来ない不思議です。我々はこの機会に魔術の正体を覗き、魔術師の学説を聞いて置き度いと思うのです」

誰も不賛成を唱えるものはなかった。一同白髪の狂博士が導くままに、並ぶ寝台の枕元へと、近づいて行った。

博士は色々の施術具や薬品を示しながら、雄弁に彼の不思議な「人間改造術」を説明した。何を云うにも、施術の腕の外は、気違い同然の老人故、どこか地獄の字引でも探さなくては分らぬ様な変な片言が交ったりして、要領を得ぬ部分は多かったが、その大要は左の如きものであった。

「警察のお役人なれば変装術と云うものを御案内じゃろう。鬘を冠ったり、つけ髭をしたり、眼鏡をかけたりする、あり来りの方法だ。それが若し、鬘も、つけ髭も、眼鏡も使わず、生地のままの人間の顔を、真から変えることが出来たら、どうじゃ、子供だましの変装術なんて、全く不用になってしまう。