후리가나로 읽는 일본 고전
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
宮本 百合子의 獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 289,044자 · 575화면
いつか書いたようにあれは合作なのだが、その合作ぶりがね、妙な共通の感覚的渾一においてされていて、そういう精神状態でされていて、精神の歓喜像としての作品ですね。
文学だからこそそういうものも生れると云えるかもしれないのに、そういうものならそういうもので、何故あの夫妻は芸術家一体としての自分たちのそういう独特性に十分のよろこびと誇りとをもって、二人の作品としておし出さなかったでしょう。何故かの子作にしたのでしょう。一平は、そういうかの子を又描いていなかったのでしょうか。
私は川端や何か芸術がわかるというひとがこの点にふれて云わないのが妙で仕方がありません。世俗の礼儀はすてた世界だのにね。俗人なのね、彼等本心は案外。
きょうこれから、友だちのことをかくのです。私は今有名な友達たちのことばかりはかかず、小学の時代に仲のよかった女の子のことからかきます。その子が芸者になりました。その後どうしたでしょう。
それから女学校時代の仲よしの四人組。その後の□□生活の自主性のなさからのはなればなれの工合。〔約三字分不明〕一番はじめての小説を下がきを終った夕方、じっとしていられなくて馳けつけたのは、その四人組の一人の娘のところでした。