일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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がくもんのどくりつ

福沢諭吉教育論集

福沢 諭吉

福沢 諭吉의 福沢諭吉教育論集(がくもんのどくりつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 97,278자 · 197화면

아오조라 문고

これまた本論の一例として見るべし。人生決して乱を好むものに非ざるなり。

右の如く平安を好むの人情は、世界中に通用してたがうことなく、各国の交際も人々の渡世も、その目的、平安にあらざるはなし。なお進みて戦闘殺伐、物を盗み人を殺す者も、この主義に洩れざるものとするときは、人生の目的は、他を害して身を利するにすぎず。これをもって教育の本旨とするは当らざるに似たれども、人生発達の点に眼を着すれば、この疑を解くに足るべし。そもそも人生の智識、未だ発せざるに当りては、心身の働、ただ形体の一方に偏するを常とす。いわゆる手もて口に接する小児の如き、これなり。野蛮未開、耕して食らい井を掘りて飲むが如き、これなり。すでに食らいすでに飲むときは、口腹の慾、もって満足すべしといえども、なお足らざるものあり。衣服なかるべからず、住居なかるべからず。衣食住居すでに備わり、一家もって安楽なり。なお足らざるものあり。隣人のつきあいなかるべからず、社会の交際なかるべからず。

すでに交際あるときは、その交るところの者は高尚にして美ならんことを欲するもまた人情なり。他人の醜美は我が形体の苦楽に関係なきものなれども、その美を欲するはあたかも我が家屋を装い庭園を脩め、自からこれを観て快楽を覚ゆるの情に異ならず。