후리가나로 읽는 일본 고전
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だいにのせっぷん
第二の接吻
菊池 寛
菊池 寛의 第二の接吻(だいにのせっぷん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,960자 · 247화면
二
「ええもうちょっと。」
「どうせ、僕が後で手を入れますから、ある程度でよろしいのです。」
「そうですか。」
村川は、素直に答えたが、何だか少し馬鹿にされたような気がした。
彼が訳し終ったのは、一時過ぎていた。十枚に近い仕様書だが、あまり長くかかりすぎたのが自分でも気持がわるかった。
宮田の所へ、おそるおそる持って行くと、宮田は意外に機嫌がよかった。
「村川君、社長が今晩、君に夕飯をご馳走するそうだから、そのつもりでいてくれたまえ。」
村川は、平生だったら、むしろ喜んだに違いない。しかし、身体も心も、平静を失っている今日は王様の招待でも断りたかった。
「今日僕は……」
「断りなんかいうものじゃないよ。社長が、折角君と話がしたいといっているんだもの。」
村川は仕方なく承諾した。
二
「君は、今日は主賓だから、そっちへかけたまえ。」
宮田は、補助座席へ腰かけようとする村川を、無理に今井の傍へかけさせ、自分は村川に対して腰をかけた。
宮田は、今井とは中学校が同じだということだった。そのために、庶務課長として、信任があるばかりでなく、彼は今井の遊蕩生活において取巻であり、お相手であるらしかった。