일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ささめゆき

細雪

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 細雪(ささめゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 226,715자 · 431화면

아오조라 문고

腹が減って来た。分けても雪子は、平素から「あたしは普通の人よりも胃袋が小さい」と云っており、一遍に取る食物の量が僅少なのであるが、そのために又普通の人より早く腹を空かせる癖があって、ややともすれば脳貧血を起しそうになるので、その癖を知っている幸子は、これでパアマネントを懸けても大丈夫であろうかと、自分よりも雪子の方が心配になり、黙って寒そうな様子をしている彼女の顔を覗き込んでばかりいた。で、ようよう二時過ぎに順番が廻って来、雪子から先にやらせて、幸子が済んだのは四時五十分頃であったが、帰りしなに、蒔岡さんと云うお方にお電話でございます、と云われて出て見ると、中姉ちゃん、まだかいな、もう五時になるやないの、と、妙子がさすがに気を揉んでホテルから懸けて来たのであった。ふん、分ってる、今済んだとこやねん、直ぐに帰るわ、………と、つい電話口で大阪弁を出してしまって、二人は慌てて戸外へ出たが、

「雪子ちゃん、よう覚えとき。―――大安の日なんかに知らない美容院へ行くもんやないで」

と、幸子は口惜しそうに云った。

その晩、彼女はホテルの宴会場へ急ぐ廊下で、さっき資生堂で見た顔の婦人が五人迄も式服を着て通るのに行き合せたが、送別会の会場で井谷に言訳をする時にも、