후리가나로 읽는 일본 고전
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ささめゆき
細雪
谷崎 潤一郎
谷崎 潤一郎의 細雪(ささめゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 226,715자 · 431화면
貞之助は、正月早々に返事をするとは云って置いたものの、七草でも過ぎてからのことと考えていたし、それに渋谷からもまだ何とも云って来ていないのであった。が、姉はあの時大層な喜び方で、では雪子ちゃんも今度こそお嫁に行けるであろう、妹がそう云うお家柄のところへ嫁げば、あたしも辰雄の実家に対して肩身が広いし、辰雄も鼻が高いと云うもので、長い間待っただけの甲斐があった、それもこれも貞之助さんのお骨折のお蔭であると云っていたくらいで、今更義兄が不賛成を唱える筈はなく、返事がないのは年末の雑務に追われていたためで、正月には何とか云って寄越すであろうし、それはもう聞かないでも分っていることなので、今の場合自分の一存で運んでしまっても差支えないように思えた。ただ、こう云う時に、雪子の気持は問う迄もないと云って専断で計らうのは危険であった。見す見す分っていることでも、矢張正式に当人の承諾を求めてからでないと、雪子は自分が軽く扱われたように感じて機嫌を悪くすることがあるので、面倒でもそれだけの手順を経るために、今日一日だけ待って貰う必要があった。で、約束の返事が遅れていた言訳をして、今夜東京へ電話をかけて兄の意向を聞くことにするから、御足労ながら明朝もう一度お越しを願いたい、必ず明朝は何分の御挨拶をするから、と、そう云って光代