일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おつきさまのうた

豊島与志雄童話集

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 豊島与志雄童話集(おつきさまのうた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,569자 · 336화면

아오조라 문고

宮殿の横に、高さ三百尺の塔が立っていました。大きな河の流れや森を見下ろして、空高くそびえた、実に見事な塔でした。ケメトスはその塔の頂から、夜、炬火を手に持って、飛び下りると言い出しました。

王様はじめ人々はびっくりしました。いくらケメトスが身軽だからといって、三百尺の上から飛び下りられるわけはありません。そんなことをしたら体が粉みじんになると言って、人々は口をそろえて止めました。しかしケメトスは無理に言い張りました。彼の言うままに任せるの外はありませんでした。

三

その晩になると、大変な騒ぎとなりました。国王はじめ諸国の王様達は、塔の近くの河原に席を設けられ、その他の者はあたりを取り巻き、都の人々や近在の人達まで出て来て、塔が見える限りの土地は見物人で埋まりました。ケメトスが飛び下りる塔の下の場所には、もうせんが敷きつめられ、まわりにはかがりびが焚かれました。

ケメトスは塔の頂に上って、空の星に向かって長い間祈りを捧げました。お祖父さんから聞かされたことが、自分の運命が、今はっきりとわかる気がしました。やがて彼は右手に炬火を持って、塔の頂に現われました。