후리가나로 읽는 일본 고전
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とおのものがたり
遠野物語
柳田 国男
柳田 国男의 遠野物語(とおのものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 39,063자 · 79화면
二四
二五
二六
二七
これは数多の人見たる故に誰も疑わず。いかなる執着のありしにや、ついに知る人はなかりしなり。
二四 村々の旧家を大同というは、大同元年に甲斐国より移り来たる家なればかくいうとのことなり。大同は田村将軍征討の時代なり。甲斐は南部家の本国なり。二つの伝説を混じたるに非ざるか。
○大同は大洞かも知れず、洞とは東北にて家門または族ということなり。『常陸国志』に例あり、ホラマエという語のちに見ゆ。
二五 大同の祖先たちが、始めてこの地方に到着せしは、あたかも歳の暮にて、春のいそぎの門松を、まだ片方はえ立てぬうちに早元日になりたればとて、今もこの家々にては吉例として門松の片方を地に伏せたるままにて、標縄を引き渡すとのことなり。
二六 柏崎の田圃のうちと称する阿倍氏はことに聞えたる旧家なり。この家の先代に彫刻に巧なる人ありて、遠野一郷の神仏の像にはこの人の作りたる者多し。
二七 早池峯より出でて東北の方宮古の海に流れ入る川を閉伊川という。その流域はすなわち下閉伊郡なり。遠野の町の中にて今は池の端という家の先代の主人、宮古に行きての帰るさ、この川の原台の淵というあたりを通りしに、若き女ありて一封の手紙を托す。