후리가나로 읽는 일본 고전
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てっとうのかいじん
鉄塔の怪人/海底の魔術師
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 鉄塔の怪人/海底の魔術師(てっとうのかいじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 160,770자 · 322화면
」
「シッテルダロ、オマエノテキダ。ヨクモテツノハコノナカノモノヲ、カクシタナ。オボエテイロ、キット、トリカエシテヤルゾ。アケチ、オボエテイロ。」
そしてガチャンと電話がきれました。明智は賢吉君のおとうさんと、顔を見あわせました。
「鉄の人魚です。やっぱり、あいつが、大金塊をねらっているのです。ゆだんはなりません。いっこくもはやく引きあげ作業をしなければなりません。」
それから二週間ほどは、なにごともなくすぎさりました。そして、ある日のこと、日東サルベージ会社のハヤブサ丸が、大阪港から潮ノ岬にむかって出発したのです。
ハヤブサ丸は、六百トンの引きあげ作業船です。この船には、サルベージ会社の技師や潜水夫や船員のほかに、賢吉君と、おとうさんの宮田さんと、小林少年が乗りこんでいました。東京から大阪まで電車できて、この船に乗ったのです。小林君は明智探偵の代理として同行しました。そしてもし、むずかしいことがおこったら、無電で明智先生にしらせるという約束でした。
ときは春、空は青々とはれて、畳のように静かな海を、ハヤブサ丸はすべるようにすすんでいます。たのしい航海でした。