일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あおべかものがたり

青べか物語

山本 周五郎

山本 周五郎의 青べか物語(あおべかものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,888자 · 317화면

아오조라 문고

留さんと女

「どんな闇夜でも留さんの顔だけは黒く見える」と云われ、自分でもそれを認めていた。――三十六号の船長のブルさんは、すっかり視力が衰えているため、操舵に当っては留さんの声援に頼らなければならず、そのため留さんは「おらがいねえば三十六号はやみだ」と誇っていることは、「芦の中の一夜」に記したとおりであるが、――自分のそういう意義深い立場を誇っている留さんとしては、色が黒いなどということくらい、てんで気にしないのであった。「おらのうちはおやじの代から船乗りだったでよ」と留さんは云っていた、「色の黒いのあ血筋の正しい証拠だべえさ」

彼は霞ヶ浦の北端にある鉾田町で生れ、父も霞ヶ浦の通船に乗っていたし、彼もごく小さいときから、父といっしょに通船に乗ったということだ。――或るとき私は彦山光三(現相撲評論家)の家を訪ねて、浦粕町のことをいろいろ話していると、彦山夫人が「その留さんなら知っている」と云いだされた。よく聞くと確かに同一の人物らしい、夫人も鉾田町の生れで、留さんが少し頭のあったかいことや、色の黒いのと、ばか踊りの上手なことなど、詳しく知っておられた。これには私は相当おどろいたし、夫人も「世間は狭いものねえ」