후리가나로 읽는 일본 고전
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あさひのよろい
あさひの鎧
国枝 史郎
国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면
「くらえ!」
と金剛杖を振り込んだ。
が、その時山崩のように、敵味方の勢一団にかたまり、二人の間に殺到して来た。
混乱!
閃光!
血!
飛ぶ首級!
が、人間の屠殺団は、屠殺し合いながら他の地点へ、すぐに雲のように移って行った。
脛当てのあてたまま斬られている脚!
たたきつぶされた陣笠や胄!
メラメラ燃えている数本の松明!
それだけで人間はいなかった。
が、すぐに藪の蔭から、鬼火の姥が走り出して来た。
キョロキョロあたりを見廻したが、
「あの美しい若衆武士を! ……わしゃどうしても! わしゃどうしても!」
小次郎をさがしに来たのであった。
「こりゃア何んだ?」
と不意に云って、姥は地面へしゃがみこんだ。
燃えている松明と生首級との間に、一本の巻軸が落ちている。
姥は取り上げて解いて見た。
日野資朝、
藤原俊基、
その他の人の名が記されてあり、その下に血判が捺してあった。
「連判状だ――ッ」
と姥は叫び、躍り上がってブン廻った。
「これさえありゃア! これさえありゃア!」
とたんに竹の林を分けて、一人の男が走り出して来た。
「さっきの娘、思い切れねえ!」
それは金地院範覚であった。