일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면

아오조라 문고

それにして頸筋にも手足にも、それらしい徴候があらわれていず、むしろその手は細く白く、上流の産まれを想わせるほど、華車でもあり上品でもあった。垢づきよごれた襤褸をまとい、履物さえはいていなかったが、体つきには高雅な品があった。

容貌もおそらく美しかろう。

が垂れ布に蔽われて、誰も見ることは出来なかった。

あるいは容貌が醜くすぎるので、それを恥じてそのように垂れ布で、顔を隠しているのかもしれない。

前方谷川に向かっては、栗の木がまばらの林をなし、後方低い丘に向かっては、馬酔木が丈余の叢をなしてい、その中ほどの草の原に、襤褸と垢と蚤虱とに包まれている不具の流浪者が、八人がところかたまって、蠢めきながら話しあっている様子は、向こうで三人の妖艶の裸女が、水浴をしているのと対照的に、みにくく浅ましく奇怪でさえあった。

「岩の上に立って歌っている女、こっちへ向いてくれると嬉しいのだがな」

こう云ったのは前身が屠者で、他人の牡牛を盗んだ咎で、両耳を剃り落とされた中年者であった。

「ゆっくりここに構えていようぜ。するとあの娘がこっちを向いて、笑いかけてくれるというよい運命にだって、ぶつからないものでもないからなあ」