일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면

아오조라 문고

近くの丘には櫨の叢が、のように紅葉し、その裾には野菊や竜胆の花が、秋の陽を浴びて咲いていた。

不意に横から声がかかった。

「小次郎様愉快ですか?」

小次郎は吃驚してそっちを見た。

二十三四の美しい女が、いつの間にどこから来たものか、彼の横に坐っていた。

「愉快でないです」

と小次郎は云った。

「それほどの美貌を持ちながら、愉快でないとは変ですね」

「何を厭なことをおっしゃるんです」

「年はたしか二十歳でしたね」

「どうしてそんなことをご存知なので?」

「妾は何んでも知っているのです」

その女は微妙に笑った。

顔の筋肉は笑っているが、眼だけは決して笑っていないと、そう云ったような笑い方なのである。

「美濃の名族土岐蔵人頼春、このお方の一族で、学問も武芸もお出来になるが、美貌が祟って身がもてない、それに気が弱くて感情ばかり劇しい、その上に徹底した放浪性の持ち主、そこで何をしても満足しない。することもなくボンヤリしておられる。――というのがあなたのお身の上でしょうね」

「どうしてそんなことまでご存知なのです?」

「わたしは何んでも知っているのです」

またその女は例の笑いを笑った。