일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면

아오조라 문고

……しかしやっぱり反省してしまって、親切になったり弱くなったり、阿呆になったりするんですよ」

あの夜京都の二条の外れの、桂子の館の築地の外で、気絶していた浮藻を奪って、金地院範覚は最初のほどは、もちろん浮藻を自分のものとし、情慾の犠牲にする意であった。

ところが余りにも浮藻の精神が、その容貌や姿と同じに、清浄であり無邪気だったので、あべこべに感化されてしまった。それはこれまでつきあって来た、鬼火の姥という例の悪婆が、醜悪そのもののような女だったので、その反動からでもあるのであったが、それで範覚は、浮藻の体を、情慾の犠牲にするどころか、その浮藻が命にかけて、ひたむきに恋している土岐小次郎を、どうがなして早く探し出し、小次郎の手へ渡してやろうと、浮藻と二人連れ立って、小次郎を探し廻っているのであった。

桂子の館へも行ってみたが、無人の廃屋になっていた。

その後小次郎が一雑兵として、吉野の官軍に従って、働いていたということを耳にした。

(今でも吉野辺にいるかも知れない)

こう思ってこの地へ来たのであった。

日がだんだん暮れて来た。

いつか道に迷ったらしく、どうにも人里へ出られなかった。