일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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すみだがわ

すみだ川・新橋夜話 他一篇

永井 荷風

永井 荷風의 すみだ川・新橋夜話 他一篇(すみだがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 44,378자 · 88화면

아오조라 문고

皆そういってよ。」とお糸は美しく微笑んで紫縮緬の羽織の紐の解けかかったのを結び直すついでに帯の間から緋天鵞絨の煙草入を出して、「おばさん。わたし、もう煙草喫むようになったのよ。生意気でしょう。」

今度は高く笑った。

「こっちへおよんなさい。寒いから。」と母親のお豊は長火鉢の鉄瓶を下して茶を入れながら、「いつお弘めしたんだえ。」

「まだよ。ずっと押詰ってからですって。」

「そう。お糸ちゃんなら、きっと売れるわね。何しろ綺麗だし、ちゃんともう地は出来ているんだし……。」

「おかげさまでねえ。」とお糸は言葉を切って、「あっちの姉さんも大変に喜んでたわ。私なんかよりもっと大きなくせに、それァ随分出来ない娘がいるんですもの。」

「この節の事たから……。」お豊はふと気がついたように茶棚から菓子鉢を出して、「あいにく何にもなくって……道了さまのお名物だって、ちょっとおつなものだよ。」と箸でわざわざ摘んでやった。

「お師匠さん、こんちは。」と甲高な一本調子で、二人づれの小娘が騒々しく稽古にやって来た。

「おばさん、どうぞお構いなく……。」

「なにいいんですよ。」といったけれどお豊はやがて次の間へ立った。