후리가나로 읽는 일본 고전
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みなかみきこう
みなかみ紀行
若山 牧水
若山 牧水의 みなかみ紀行(みなかみきこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,087자 · 203화면
十月十九日。
これを繰返すこと凡そ五十日間、斯うした苦行が容易な覚悟で出来るものでない。
草津にこの時間湯というのが六個所に在り、日に四回の時間をきめて、笛を吹く。それにつれて湯揉みの音が起り、唄が聞えて来る。
たぎり沸くいで湯のたぎりしづめむと病人つどひ揉めりその湯を
湯を揉むとうたへる唄は病人がいのちをかけしひとすぢの唄
上野の草津に来り誰も聞く湯揉の唄を聞けばかなしも
十月十九日。
降れば馬を雇って沢渡温泉まで行こうと決めていた。起きて見れば案外な上天気である。大喜びで草鞋を穿く。
六里ヶ原と呼ばれている浅間火山の大きな裾野に相対して、白根火山の裾野が南面して起って居る。これは六里ヶ原ほど広くないだけに傾斜はそれより急である。その嶮しく起って来た高原の中腹の一寸した窪みに草津温泉はあるのである。で、宿から出ると直ぐ坂道にかかり、五六町もとろとろと登った所が白根火山の裾野の引く傾斜の一点に当るのである。其処の眺めは誠に大きい。
正面に浅間山が方六里にわたるという裾野を前にその全体を露わして聳えている。聳ゆるというよりいかにもおっとりと双方に大きな尾を引いて静かに鎮座しているのである。