일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

イタリーげいじゅつにあるひとつのもんだい

イタリー芸術に在る一つの問題

宮本 百合子

宮本 百合子의 イタリー芸術に在る一つの問題(イタリーげいじゅつにあるひとつのもんだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,375자 · 7화면

아오조라 문고

「リビヤ白騎隊」は映画に於ける最初の「脱出」の映画として登場したものであるそうである。ムッソリーニ賞が与えられたということの社会的背景がこれらの事情によってやや理解されるのである。

イタリーの作家達がこの数年来置かれていた社会的事情を考えると、今日「脱出」の欲求が広汎に生じていることもうなずける。だがこの「脱出」への要求の一番の根源には何から脱出したいという感情が横たわっているのであろうか。そして、果して現在方向づけられているようにアフリカへ向って、リビヤへ向って、エチオピヤへ向って土着種族から生活権を奪うことが、イタリーの文化人にとって最も望ましい唯一の脱出の道と考えられているのであろうか。私どもに考えさせる少からぬものがここに含まれている。

フランス人にとってアフリカは貴重な天然資源の植民地であると同時に、十九世紀の初頭からロマンティックな脱出地であった。そのことはアナトール・フランスやジイドの文学を見ただけでも明かである。デイトリッヒとボアイエとが演じた「沙漠の花園」はフランスのカソリック精神と人間の情熱とアフリカの沙漠とを結びつけた平凡な一つの作品であった。