일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

さんねんめ

三年目

山本 周五郎

山本 周五郎의 三年目(さんねんめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,214자 · 22화면

아오조라 문고

角太郎は匕首を拾ってお菊の縛を切り放した、友吉はすり寄ってお菊の肌へ手を差入れた、温みがあった、角太郎が手早く包みを解いて、縮緬浴衣を一枚取出した、友吉は眼を瞑って、お菊の濡れた着物を取替えた。それから、包み一つを引寄せ、その上にお菊を俯向けに寝かして、力いっぱい背中を叩きながら、

「お菊、……お菊……お菊」

と懸命に呼び続けた。……角太郎はその間に屋根へとびだして、

「兄哥、おいらあ舟を持って来るぜ、表の銀杏へ繋いでおいたんだ、もしあれが流されていたら、済まねえがおれたちゃ……」

「済まねえなあおれだ、見て来てくれ」

「じゃ分ってくれたんだね……兄哥」

角太郎は振返って泣き笑いをした、「……おらあ鈍な生れつきだ、兄哥にとんだ心配をかけちまって済まねえ、勘弁してくんな」

「角……生きるも死ぬも三人一緒だ、おいらの馬鹿を笑ってくれ」

「おらあ……」

泣き笑いを残したまま、角太郎は屋根伝いに跳んで行った。

そのときお菊が水を吐いた。――しめた。

ぐいぐいと、鳩尾のところを手で揉むようにしながら、なおも背中を叩くうちに、二度、三度とおびただしく吐いたが、やがて低く呻き声をあげながら起上ろうとするようすを見せた。