일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

さんねんめ

三年目

山本 周五郎

山本 周五郎의 三年目(さんねんめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,214자 · 22화면

아오조라 문고

三の二

ざぶざぶと水音が近づいて来る。

「……お菊、……お菊、……」

と呼ぶ声が聞える。

友吉は徳利を投出して、片手を左の袂へ入れながら片膝を立てた。……格子があいて、水音をさせながら誰か土間へ入って来た。

「お菊、……どうした、いねえのか」

「いるから上って来い」友吉が叫んだ。

「誰だ、船定の吉さんか」

そう云いながら上って来たのは、濡鼠のようになった角太郎であった。……彼は人違いをしたようすで、

「吉さん、落着いてちゃあいけねえ、舟はそこまで曳いて来てあるんだ、お菊は……」

云いかけて、ぷっ、と口を噤んだが、角太郎は聞えるほど息をひきながら、

「あっ、おめえ兄哥、……兄哥か」

「おれだ、友吉だよ」

「い、いつ、いつ帰って来た」

「そんなこたあどっちでもいいや、おいらの顔を見たからにゃ、……てめえ覚悟はいいだろうな」

「兄哥!」

「うるせえ、てめえのような畜生に兄哥と呼ばれる覚えはねえ」

「待った、待ってくれ兄哥、おめえまさかお菊さんを」

云いかけて、角太郎は脱兎のように二階へ駈登った。

三の二

風呂敷包みにした荷物が三つ四つ、行燈の光に侘しく照らされている、ひと間っきりの二階には求める女の姿はなかった。