후리가나로 읽는 일본 고전
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「もくせい」ごうのなぞ
中谷宇吉郎集 第六巻
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第六巻(「もくせい」ごうのなぞ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,784자 · 269화면
そういう古い時代のことであるから、いくら中国でも、詳しい文献は残っていない。前漢の頃出来た七緯書、即ち易、詩、書、春秋、礼、楽、孝経の緯書が残っていれば、一番よいのであるが、それらは、隋の時代に全部焼かれているので、雑書に引用された片鱗しか覗い得ない。考証をしようとしても、資料はほとんどないのである。しかし露伴先生は、『漢書』芸文志に列挙されている神僊書の題目を手がかりとして、この困難な考証を進められた。それは岩塊に残されたわづかな条痕を手がかりとして、古代の生物の像を復原しようとする化石学者の仕事に似ている。
『漢書』芸文志に題目だけは残っているが、それらの神遷書自身は、今皆佚していて、何も残っていない。しかしその題目を仔細に吟味し、一方『周易参同契』において魏伯陽が旧神仙思想を排斥している文章を熟読翫味してみると、既に失われてしまった古代民族の記憶が、次第にその姿を現じてくるのである。
例えば芸文志の中に、泰壱雑子黄冶三十一巻という文字が記されている。このうち黄冶は前にいったように、丹沙を用いて黄金を鋳冶することを意味する。泰壱は漢の武帝の時に、済陰の謬忌が奏して祠らんことをいい出したもので、天神の最も尊いものとされている。