후리가나로 읽는 일본 고전
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「もくせい」ごうのなぞ
中谷宇吉郎集 第六巻
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第六巻(「もくせい」ごうのなぞ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,784자 · 269화면
最も端的に、全精神の飛躍的転換に邁進することを勧めている。大乗仏教渡来より五百年も以前に、こういう教義が既に、中国の一隅に出現していたというのは、まことに驚くべきことである。
さらに一歩を進めて、この聚気凝神のためには、「体を緩うして空房に処り」「志を委して虚無に帰し、念々以て常と為す」べしと、魏子は教えている。この空房は、後世に到って、道教の道室となったものである。閑静にして太明太暗ならざる部屋、例えば窓を北側だけに大きくとった画室のようなものが、理想的な空房である。禅室というものも、これと似たものである。この空房に座して、志を虚無に帰して丹道の修煉をするといえば、座禅と同じことではないかといわれるかもしれない。しかし前にもいったように、『参同契』の撰は達摩西来より数百年も前のことであるから、座禅の方が還丹の修煉に似ているのである。もっとも目指すところは、禅法門では寂定を主としているので、いわば純陰的である。それに比して、丹道の修煉は煉行的かつ法術的であって、陽的な色彩を強く帯びている。その点、窮極は同じことであっても、色彩の上で禅と丹道とは著しい差がある。