후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 340,187자 · 666화면
かくまでも刃にからんでトロトロとゆらめき昇る業炎……燭台の灯が微かになびくと、大膳亮は、大熱を病む人のごとくにうなされるのだった。
「おお! サさ左膳か――デ、でかしたぞ! ソその乾雲を離すな! 離すな! 今にナ、ググググ軍之助が援軍を率いて参るから、そち、彼とともに統率して、キキキ斬って斬って、斬りまくれ! なあに、かまわぬ! カカカッ構わぬ……ううむ!――なんと? か、か、火事装束! おのれッ何やつ? トトト脱れ覆面を? ウヌ! 覆面を剥がぬかッ! ツウッ……!」
そして。
ともし灯低く、白みわたる部屋にこんこんと再び眠りに沈んだ大膳亮――畢竟これはうつし世の夢魔、生きながらに化した剣魅物愛の鬼であった。
明けゆく夜。
城外いずくにか一番鶏の声。
やがて、お堀ばたの老松に朝日の影が踊ろうというころおい。
中村の町の尽きるところ、月輪一刀流月輪軍之助の道場では、江戸へつかわすふしぎな人選の儀が行なわれているのだった。
月輪一刀流……とは。
天正文禄の世に。
下総香取郡飯篠村の人、山城守家直入道長威斎、剣法中興の祖として天心正伝神道流と号していたが、この家直の弟子に諸岡一羽という上手あり、常陸えど崎に住んで悪疾を病み、根岸兎角、岩間小熊、土子泥之助なる三人の高弟が看病をしているうちに、根岸兎角はみとりに