일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たんげさぜん

丹下左膳

林 不忘

林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 340,187자 · 666화면

아오조라 문고

堂の裏手から森の奥へ一条の小径がのびている。

それからまもなく。

その小みちをすこしはずれた草むら、昼なお暗い杉木立ちの下に、ふたつの人影が一つに固まり合って何事かささやいていた。

「さればじゃ、あまりに其方の手裏剣が見事ゆえに、強ってここまで足労をわずらわした次第だが、頼みというのはほかでもない――」

こう言いかけているのは、男の声こそつくっているが、確かに弥生の小野塚伊織に相違ない。

それに答えていま一人が、

「なんのお前様、唐人の化けの皮を一目で引ん剥いだ、御眼力、お若えが恐れ入谷の鬼子母神……へっへっへっなんでごわす? ま、そのお話てえのをザッと伺おうじゃアげえせんか、あっしもこれで甲州無宿山椒の豆太郎――山椒は小粒でもピリッとからいや。ねえ、事の仔細を聞いたうえでサ、案外乗り気に一肩入れるかも知れませんぜ」

つぶやくような低声だが、歯切れのいい江戸弁をふるっている男……かれは、今し方、あの刀操術の見世物小屋で奇怪な剣技に観客を酔わしていた劉太夫という唐人であった。

とすれば。

唐人劉の正体は日本人も日本人、じぶんで名乗るとおりに甲州無宿山椒の豆太郎。