후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 340,187자 · 666화면
、当り矢のお艶が夢八になったところで大した変りもないではないか。
ぼうっと眼で追うなつかしい栄三郎さまの面影。
そして、鈴川様にいる母さよのこと。
くずれるように坐ったお艶が、夜さむに気がついて、肩をつぼめながら、もうあの伊兵衛さんと新どんは永代を渡ったころだろう――と思うともなくこころに浮かべていたやさき!
ドンドンドン! 割れんばかりに表戸をたたいて、
「まつ川さん! お艶さん! タタ大変だアッ! 棟梁が……」
狂気のような新助の声だ!
新助は、白痴のように取り乱して口もきけなかった。
ブルブルと口唇をふるわせて、しきりに何かを刀断するような手真似をするのを、まつ川の家人とお艶が、左右からおさえてききただすとー
ただ一言!
「棟梁が……棟梁が、そこの横町で殺られたあッ――!」
それなり新助、ベッタリとまつ川の格子ぐちに崩れて、自分が殺られたようにへなへなになってしまった。
この死人のような新助をうながして先に立て、お艶の夢八とまつ川の男衆とが宙を飛んで現場へ駈けつける。
と!
銀町の大工の棟梁伊兵衛、暗い路の片側に仰向けに倒れて、足を溝へおとしたまま、手に小砂利をつかんで悶絶していた。