일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

イタリアのことう

伊太利亜の古陶

宮本 百合子

宮本 百合子의 伊太利亜の古陶(イタリアのことう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,477자 · 31화면

아오조라 문고

晨子はもう西洋へ参ると申すのばかりが嬉しいものと見えましてね。……まるで子供のようでございますよ。彼方に参って役に立たないものは何も入用らないなどと呑気を申しております」

彼女は、細そりした肩に片手を動して羽織のずったのをなおした。

「……親の心子知らずとはよく申したものでございます」

これに応えて、みや子が更に同感を示す溜意を吐こうとした時であった。

彼女は、

「ふふう、これは――」

という亢奮した良人の声を聞いた。見ると、日下部は何を見つけたのか、足より首が先に延びるという風で側棚の方に歩いて行く。子爵も続いて立ち上った。そして、男ながらしなやかな衣類の袖口からすこしも手首がいかつく見えない体を鷹揚に運びながら、至極満足そうに云った。

「さすが眼が早いな。――どうです? 実は君の鑑定を仰ぐ積りでわざわざ倉から出させたのだが……」

みや子は好奇心を動かされた声で、

「何でございましょう」

と傍の夫人に訊いた。夫人は、みや子を私かに苦しめている無気力の優美さで膝の上に置いた手の位置も換えずに答えた。

「きっと焼物でございましょう。――殿方はお娯みも多くてお仕合わせでございますことねえ」