일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ひかりはかげを

光は影を

岸田 国士

岸田 国士의 光は影を(ひかりはかげを)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 138,262자 · 276화면

아오조라 문고

そんなわけで、いわば半分贅沢な気持で、今のところ、これならと思う仕事を探しているわけである。条件としては、自分一人が食つていけること、営利本位の企業でなく、どこか公益という目的に結びついていること、特殊技術としてそれ以外にもつていない外国語をいくらか役立てること、できればオフィスのテーブルに縛りつけられず、ある程度自由に外を飛びまわれること、などである。

が、なににしても、そうおいそれと、彼の註文どおりの勤め口が待つているわけもなく、そろそろしびれを切らしはじめたところへ、旧友の南条己未男がひよつこり訪ねて来た。

「よう、どうしてわかつた?」

玄関へ迎えた京野等志は、われ知らず声をはずませた。

「元気か、おい。それが妙な廻り合せなんだ。まあ、ゆつくり話す」

二人は奥の座敷の縁に座蒲団を持ち出し、うらゝかな午後の陽を浴びながら、積る話をしはじめた。

「実は、この間、関東大学の助教授をしている同郷の後輩に会つたんだ。いろいろ、近頃の学生の話がでてね、どういうはずみだつたか、君の弟の深志君が先生のゼミナールに出てることがわかつたんだ。京野深志つていう学生なら君の弟にきまつてらあ。