일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

南方 熊楠의 十二支考(上)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 290,735자 · 566화면

아오조라 문고

因って想うに虎や獅や米獅は時として友愛の情が甚だ盛んな性質で、自分を助けくれた人を同類と見做し、猫や梟同前手柄自慢で種々の物を捉えて見せに来る、特に礼物進上という訳でないが、人の立場から見るとちょうど助けやった返礼に物を持ち来てくれる事となるのだろう。

わが国で寅年に生れた男女に於菟という名を付ける例がしばしばある、その由来は『左伝』に楚の若敖、より妻を娶り闘伯比を生む、若敖卒してのち母と共に※(「云+おおざと」、第4水準2-90-7)に畜わるる間※(「云+おおざと」、第4水準2-90-7)子の女に淫し令尹子文を生んだ、※(「云+おおざと」、第4水準2-90-7)の夫人これを夢中に弃てしむると、虎が自分の乳で子文を育った、※(「云+おおざと」、第4水準2-90-7)子田して見付け惧れ帰ると夫人実を以て告げ、ついに収めて育った、楚人乳を穀虎を於菟という、因って子文の幼名を闘穀於菟すなわち闘氏の子で虎の乳で育った者といったと見ゆ。ロメーンスの『動物知慧論』に猫が他の猫を養い甚だしきは鼠をすら乳する事を載せ、貝原益軒も猫は邪気多きものだが他の猫の孤をも己れの子同様に育つるは博愛だと言った。