일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

南方 熊楠의 十二支考(上)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 290,735자 · 566화면

아오조라 문고

これは蜥蜴の尾にも能く見るところで切った尾が跳り行くのに敵が見とれ居る間に蜥蜴は逃げ去るべき仕組みだ。こんな事から米国でも欧州でも蛇状蜥蜴を硝子蛇と呼ぶ。鱗が硝子様に光り長い尾が硝子のごとく脆く折れるからだ。したがって支那にも『淮南子』に神蛇自らその尾を断ち自ら相続ぐ、その怒りに触ればすなわち自ら断つ事刀もて截つごとし、怒り定まれば相就いて故のごとし。『潜確類書』に〈脆蛇一名片蛇、雲南の大侯禦夷州に出づ、長二尺ばかり、人に遇わばすなわち自ら断ちて三、四となる人去ればすなわちまた続ぐ、これを乾して悪疽を治す云々〉。米国でも硝子蛇ちょっと触れば数片に折け散りまた合して全身となるといい、それより転じて真の蛇断れた時艾のような草で自ら続ぎ合すという(オエン『老兎および巫蠱篇』)。

プリニウス言う、ハジ(アフリカの帽蛇)の眼は頭の前になくて顳にあれば前を見る事ならず、視覚より足音を聴いて動作する事多しと。テンネントの『錫蘭博物志』にいわく、セイロンで蛇に咬まるるはほとんど皆夜なり。昼は人が蛇を見て注意すれど闇中不意に踏まば蛇驚いて正当防禦で咬むのだ。故に土人闇夜外出するに必ず錫杖を突き蛇その音を聴いて逃げ去ると。